Egberto Gismonti Live at 第一生命ホール 2007.8.20.

 第1部はギター独奏6曲で約50分、第2部はピアノ独奏のアンコール1曲含み合計8曲で約53分の演奏。音が鳴った途端ステージに釘付け。ピーンと張り詰めた心地良い緊張感が最後まで持続。
 コンサートを見なければ、その場に立ち会わなければ、本当の素晴らしさや深い感動が得られない瞬間があるというのをつくづく実感。Egberto Gismontiのコンサートは正にそんな感じで魂が揺さぶられた。
 第1部はピアノの音でギターのチューニングを合わせるという格好良さ!(←見るポイント違うって?(^^;)
 Gismontiは膨大な作品がリリースされているため私は極一部しか曲は分からなかった。でもそんな事は全く問題ではない。とにかく体感するべきだ。(って今日が最終でしかも前売り完売だが)そんな中、取り敢えず私が把握できた演奏曲は"Selva Amazonica (to Villa-Lobos)", "7 Aneis", "Frevo", "A Fala Da Paixao", "Palhaco"ぐらいかなぁ。間違っていたらすんまへん。m(__)m でも、聴き直すと感動が更に蘇るなぁ。
 「天は二物を与えず」という諺があるが、Egberto Gismontiのコンサートを見た後は嘘だと思ってしまう。
 ブラジルのJazzでは他にHermeto Pascoalがいるが、彼は天然の天才、Egberto Gismontiは厳格な努力の上で成り立っている天才という気がした。
 蛇足1:緊張感を持続して堪能したかったが、携帯の電子音がどこからか数回聞こえてきたときには別な意味で泣きたくなった。この日は観客の一人として申し訳ないと思った。
 蛇足2:今日で夏休み終わり。明日から仕事。メール読み終えたら夕方になりそうな。(^^;


<購入簿>
第一生命ホール コンサート会場にて
134.Charlie Haden/Egberto Gismonti / In Montreal
135.Charlie Haden - Jan Garbarek - Egberto Gismonti / Magico
136.Airto Moreira / Identity


8/20きいた主なもの:

  1. KBB / Proof of Concept
  2. Egberto Gismonti / Academia de Dancas
  3. Egberto Gismonti / Circense
  4. Mortuus / De Contemplanda Morte


8/20 : 7,640歩(しっかり歩数0歩)