Eclat, KBB Live 吉祥寺Star Pine’s Cafe 2007.10.8.

shibuyak20032007-10-14

 今、勢いに乗っているKBBとEclatと興味深いカップリングLive、行って参りました。フランスのEclatを見るのは初めて。なお、Eclatは3度目の来日となる。


 ☆Eclat (約73分)
 サイケなTシャツのサウスポー・ギタリスト、一見普通のオジサンでも付け毛?とアーミーパンツと根は反逆系を主張する?5弦ベーシスト、普通のおっちゃんキーボーディスト、若手メタル系風貌ドラマーの4人編成。てっきりGenesis系シンフォとばかり思っていたが、たおやかになったLiquid Tension ExperimentまたはJohn Petrucciソロ系の音であった。特にフロント3人はテクニシャン。Frank Zappaの"Zoot Allures"風のギター・フレーズが印象的な曲もあり、なかなか聴かせてくれるサウンドで好印象。ギターの人がMC担当していたが一生懸命日本語でコミュニケーションをとったり、曲の中に「さくら」フレーズをいれて親日をアピールしていたが、客は大人しかった。(^^; 着物を着た踊り子さんも数曲参加、アンコールではKBBの壷井さんが参加したアットホームなLiveであった。


 ☆KBB (約104分)
1.Backside Edge
2.Order from Chaos
3.Lagoon Nebula
4.Rice Planting Song
5.Stratosphere
6.新曲(タイトル未定)
7.Inner Flames
8.Discontinuous Spiral

9.白虹


 対バンのためKBBとしては珍しく?2部構成ではなかった。メンバーによると2部構成の方が休憩が挟めるので楽なようだ。アンコールの"白虹"のエンディングに至ってはds.の菅野さんがイッパイイッパイ状態だったので実感した次第。(^^; 演奏時間は通常よりも短かったが(それでも100分以上)内容は濃かった。"Oder from Chaos"の後半のヴァイオリンは際立って美しかった。
 "Stratosphere"は宇宙的広がりを見せる導入部が特に好き。
 昨日の今日できた"新曲"は最近のKBBの傾向?で、特に壮大に盛り上がる曲ではなく、例えばきき込むにつれてじんわり良くなるような名曲"Intermezzo"のような感じ。一部"果てなき衝動"的なヴァイオリン・フレーズもあった。
 イントロの狂ったようなヴァイオリンの音色からオルガン的フレーズ/哀愁のヴァイオリン/リズミカルなベースが展開する中盤からエンディングが見事な"Inner Flames"はLiveの方が圧倒的に良い。
 "Discontinuous Spiral"は中間部がインプロ的な展開があり聴き所満載であった。


 さて、本日はGPSのLiveへ参戦。


<購入簿>
disk union柏にて
170.Alchemist / Tripsis (オーストラリアの変態Death待望の新譜。割引券併用で¥100にて購入)
Yahoo!オークションにて
171.Tsjuder / Desert Northern Hell (True Norwegian Black Metalの3rd。ロシア盤帯付(笑))
172.Negura Bunget / 'N Crugu Bradului (ルーマニアのBlack Metalの3rd)
173.Behexen / Rituale Satanum (フィンランドのBlack Metalの1st)