Angel Witch Live at 渋谷Club Quattro 2009.8.29.

shibuyak20032009-08-30

 今日は湿度が思いっきり高い久々の猛暑の中、たった1日だけのAngel Witch初来日公演に行く。山手線の巣鴨駅通過の途中、電車内で道沿いの高台を何となく眺めていたら筒を持ったK辺師匠が歩いているを見かけたような気がするのだが気のせいか。


 16:00から事前にTシャツのマーチャンを売るとのことで、行ったら既に長蛇の列。全国のマニアが集結して意気込み度が既にMax状態。
 静岡からやってきた旧Nifty-ServeHR/HMボードオペ(パソコン通信の存在、もうみんな知らないよね?(^^; )のSさんと久々にそこで会う。なんか痩せたねぇ。今年初めてのLive観戦との事。相変わらず多忙のようだ。m(__)m Loud Parkには行く予定との事。お体はくれぐれもお大事に。


 あとIron MaidenよりもAngel Witch派のKさん(本名はHさん)も見えられていた。その他WDの中島店長、Church of Miseryのメンツやら、いるべき人たちがそこにいた。


 マーチャンを買って開場時間まで時間が空いたので喫茶店で休憩。途中Angel Witchのメンバー一行が散歩していた。こんな暑さの中、邪魔するの悪いと思って遠目で追ってみたり。(^^;


 会場のマーチャンでは他に日本国内独占販売の'09 LondonのThe UnderworldでのLive盤、会場限定先着100名にKevin Heybourneサイン付きで販売。飛ぶように売れていく。(^^;
 添付の写真見ても分かるようにKevin Heybourneってどうやっても読めないのだが。KとHとYとOとEは無理すれば判別できる?(^^;
 売り子していたのはDisk Heaven名古屋の店長だったのではないか?Rushのシャツ着ていたけれど。従って日本Heep関係者もチラホラ。


 会場はびっくりの満員御礼。開演時間前に暗転。そしてRushの"Bastille Day"がかかって会場大盛り上がり。おお、Heaven店長?と繋がった。(笑) こんな渋い曲で盛り上がる客のもの凄さ。結局1曲まるまるOn Air。Rushってこんなに人気あったんだね。(^^;


 オープニングは"Gorgon"。あまりの音の悪さ、リズム隊の妖しさ、まんま'70s末〜'80s初期。さっそくオーディエンスは脳内補完して盛り上がる。なんか凄いLiveの予感。オーディエンス7に対してBandは3の力のバランスと言えば分かるか?
 一部のアメリカ人が陥るような巨大化状態ではなく、充分OKな容姿のKevin Heybourne。ちょっと安心。
 Band側はこんなに盛り上がるとは思っていなかったのだろう、準備不足の感は否めなく、PA&エンジニアも国内調達系、おまけに絶えずKevin Heybourneの機材がトラブルまみれ、ds.は2〜3パターンのリズムをひたすら駆使、ベースは力任せの歯切れの悪さ、サイド・ギタリストの音はツインリードソロ以外はあまり聞こえず、中低音の輪郭が甘く会場にいながらにしてBootlegを聴いているような錯覚。それでもサクサク進んでいく。マニアは終始ニヤニヤしてしまう展開。これぞNWOBHMの真髄。(爆) メンバーにとっては不本意な状況下で演奏自体には満足はしていないだろうが、ファンの温かい声援に助けられた形。
 早速"Extermination Day"で途中Kevin Heybourneのギターが音出ず。結局メインで使用のギターは終始調子悪かったね。(^^;
 アンコールは"Free Man"。まさかやるとは。危なっかしいイントロ、哀愁漂うNWOBHM全開モードの曲だ。
 しかし、"Devil's Tower"や"Dr. Phibes"のインストで合唱が起こるとはびっくり。正に「Rush in Rio」YYZ状態と言えば大げさか。


 まさか1時間以上Liveをやるとは思わなかった。いやぁ、いろんな意味で酷くて素晴らしかったすよ。最高だね。(意味不明)


<Set Lists : 約88分 (修正追記)>
1.Gorgon
2.Confused
3.Sweet Danger
4.Extermination Day
5.Evil Games
6.Sorceress
7.Rendezvous with The Blade
8.White Witch
9.Atlantis
10.The Night is Calling
11.Flight 19
12.Baphomet
13.Angel Witch (ending incl. Devil's Tower)

14.Free Man

15.Dr. Phibes
16.Angel of Death


 <追記>
 バックの人達、Will Palmer (b)ってSloth/Mournに居た奴とは認識あったが、Andy Prestidge (ds)、Chris Fullard (g)ってWintersのメンバーだったんだね。Lee DorrianのRise Above関係者で固められていたね。しかし、ドヘタだったな。(笑)


 <激震情報>
 Kreatorのds.が脱退して、加入したのがUKZのMarco Minnemann!!!