Doom Age Festival 2007.2.11.

shibuyak20032007-02-12

行って参りました、新大久保EarthdomでのOrange Sunshine/Eternal Elysium/Garadamaという強烈なメンツによるLive。新大久保駅を降りたのは初めてだったが、そこは日本ではなかった。大声で話す人々は韓国語だったり台湾系中国語だったり。日本語が少ない。(^^;


☆Garadama(約29分)
大阪のHeavy Rockの雄、Garadama。結局私はSubvert Blazeを見る機会がなかったので柿木氏を見るのは多分初めて。Subvert Blazeはコテコテの'70s初期Heavy Blues Hard Rockだったが、このGaradamaはそれをベースにインダストリアル系Noiseを融合させた震えるような音響音楽であった。特に最後にプレイされた大音響のHeavy Noiseが圧巻。Black Sabbath化したMerzbowのようだった。


Eternal Elysium(約50分)
名古屋のHeavy Stoner Rockの雄、Eternal Elysium。前回見たのは下北沢Shelterで'05/3/19にNebulaとのカップリング以来なので約2年ぶりか。この日のLiveはかなり良い感じだったと思う。激シブのOkazaki氏のギターに痺れる。BassのTana Haugo姉さんは痩せたような気がする。


☆Orange Sunshine(約62分)
オランダから参上のOrange Sunshine。Garadama, Eternal ElysiumBlack Sabbath系Bluesから派生したマイナー・コード連発に対してOrange Sunshineは'60s後半〜'70s初頭のHeavy Blues主体のむしろメジャー・コードを利用した胡散臭い爆走Acid Rockであった。SteppenwolfとかPink Fairiesといった趣。一体いつの時代の音楽なのだ。しかし、彼らは一向に構いやしないといった感じで堂々とLiveは進む。今日のこの空間は'70s初期だったな。(^^; Vo.を兼ねるDs.は終始ハイ・テンション(ハイテクとは違う(^^;)でスティックをぐるぐる大振りして叩く姿が印象的。しかしギターの音がうるさい。Bassがあまりきこえないぞ。(笑)
曲は"The Train Kept-A-Rollin'"(Tiny Bradshaw), "Summer Time Blues"(Eddie Cochran)などカヴァー連発。既に雰囲気物Yardbirds/Blue Cheer状態でありました。アンコール前は"Hush Hush"。この辺がハイライトだったかな。


今回出演したBandは全てトリオ編成。統一感があったな。(^^;


<購入簿>
15.Orange Sunshine / Homo Erectus (Live会場限定全世界80枚LP。シリアルNo.36/80)
16.Gomidama / Nuclear Noise of Confusion (Garadamaの柿木氏とPain JerkのGomi氏Studio Liveコラボ。5曲入り33:33のノイズ。インデックスは1曲のみであった。)