ありがとう!感動のNew Trolls

shibuyak20032007-04-09

☆New Trolls Live at Club Citta' 川崎 2007.Apr.8.
丁度一年前、超強烈Liveで感動させてくれたNew Trolls、待望の再来日公演である。交通事故で復帰不可能と言われたNicoが参加、そしてまたもや東京ヴィエールアンサンブルのオーケストラを率いてのコンサートとなれば期待が膨らむのは当然のことだ。本日のLiveも本当に素晴らしかったね。3時間を超えるLiveだったが、このまま終わらずに延々と続いて欲しいと思ったね。至福の時間があっという間に過ぎていったような気がする。生きていて良かったよ。
"Visioni"のNicoの声を聴いてガッツポーズをした人多数。気持ち分かるよ。私は後半の"Una Miniera"のNicoのVo.聴いてイッテしまったものね。
World Premiumで日本で初披露された"Concerto Grosso N. 3"の7つのパートもアルバムリリースが楽しみな素晴らしい曲で、サイン会の時にVittorio de Scalziに凄く良かったと言ったらとても喜んでいたぞ。(^^) 曲はWebで一部流れていたが、それ以外は知らなかったので、途中Vittorio de Scalziが曲順間違えてイントロ弾いても気づかなかったよ。(^^;
東京ヴィエールアンサンブルも初来日よりも余裕のある素晴らしいアンサンブルで私は左側席ということもあってストリングスの迫力が更に身体に響く。ゾクゾクしたよ。Stefano Cabreraの指揮はクールで正直Maurizio Salviの方が熱血度が高くて好きだがCelloのプレイは素晴らしかった。Bassは前回LabyrinthのRoberto Tirantiのインパクトが凄かったがFrancesco Belliaのコーラスワークもばっちり。Nicoとの相性は良いですね。Alfio Vitanzaのds.とVo.は非常に躍動感と繊細さが見事。しかも楽しそうに演奏していて見ていてとても気持ちがよい。Andrea Maddaloneは元Hard Rock野郎という感じで攻撃的なプレイが素晴らしいが、滑らかなフレーズにも溜息。Mauro Spositoの"Il Treno (Tigre - E633 - 1979)"の汽車の音を出しながらの泣きのキメフレーズと超ハイトーンVo.にイタリアン・ロックの明日を担う希望の光だと思ったね。そしてDeepなVoiceとアグレッシブなフルート、攻撃的なプレイから一転して温かいKey.で目の回るような忙しさをむしろ楽しんでいるVittorio de Scalziと、本当に素晴らしいコンサートだった。勿論コーラスワークも最高のアンサンブル。ありがとうNew Trolls。彼らは曲の幅が広いので"Quella Carezza Della Sera"などPopな曲も沢山聴きたかったけれど贅沢な要求だね。それは「See You Next Time, Maybe」と言ってくれたことを信じて待ちたい。
サインは文字が全く読めなかったので忘れる可能性があり、今の内に書き留めておく。(^^;
写真上左右はVittorio de Scalzi、Nico di Palo(これは写真の所に書いてあるので大丈夫)
左中:Mauro Sposito、左下:Andrea Maddalone、右金色:Alfio Vitanza、右下から2番目:Francesco Bellia、右下:Stefano Cabrera