Opeth Live at 大阪・心斎橋Club Quattro 2008.8.30.

shibuyak20032008-08-31

 Opeth来日公演最終日、大阪・心斎橋Club Quattro行って参りました。
 昼頃大阪に着いたので会場下見後、アメリカ村をフラフラしていたらたまたまDisk Heavenを発見。過去にも何度か行ったことがあるものの、地図無しで辿り着いてしまう私は独特のマニア臭覚があるということだろうか。(爆) 一番行きたかった国内アヴァンギャルド・ミュージック取り扱いの最高峰、Alchemy Music Storeは前の記憶を頼りに探したが、何故か見つからず、後でWebで調べたら店頭販売止めちゃったらしい。(^^;
 心斎橋Club Quattro、前回Sunn O))) & Borisで来たのだが、その時は後方カウンター部には椅子もあってゆっくり見られた。しかし、今日は満員御礼でビッチリ入っていたので椅子無し。開場前のクーラー無し階段での順番待ち時の高温多湿で、中年ぢぢいの私は体力、既にここで奪われてた。(^^; なので、私はPA左より最後列(Fredrik Akesson側)のポールに寄りかかりながら見ることに。


セット・リストは下記の通り。
Set Lists : (約117分:MC分の誤差?で東京公演より若干短め)
1.Heir Apparent (from The Album 「Watershed」)
2.Master's Apprentices (from The Album 「Deliverance」)
3.The Baying of The Hounds (from The Album 「Ghost Reveries」)
4.Serenity Painted Death (from The Album 「Still Life」)
5.To Rid The Disease (from The Album 「Damnation)
6.The Lotus Eater (from The Album 「Watershed」)
7.Bleak (from The Album 「Blackwater Park」)
8.The Night and The Silent Water (from The Album 「Morningrise」)
9.Deliverance (from The Album 「Deliverance」)
10.Demon of The Fall (from The Album 「My Arms, Your Hearse」)

11.The Drapery Falls (from The Album 「Blackwater Park」)


 定刻から数分遅れのほぼOn Time、赤坂Blitz公演と全く同じセットリスト、German Rockの極北Popol Vuhの非常にマニアックな選曲のイントロから始まったのも同じ。MCは大分変わっていたという内容。最終公演は数曲追加があるのかなど、何かサプライズがあると期待してしまったがそれは無かったね。チューニングしながらMCをする'70sのLiveを感じさせるアットホームでルーズな雰囲気でありながらも、初の単独公演という観点から、がっちり構成を組んでいたと言うことだね。


 東京公演との違いで気づいた点は下記:
 1.ビル内にある関係上天井が低く東京公演にあったバックドロップは無し。
 2.Per Wibergは東京公演と同じNihilistのTシャツだったが、Martin MendezはEntombedであることは変わりがないものの、違うデザインの物を着ていた。
 3.天井の低さから音の広がりは東京の方が良かったし、中央位置からちょっとずれると片方の音がやたら出てきてしまうので左右バランスは中央にいない限り今一歩だったと思う。
 4.客のノリは一般のHeavy系にしてはおとなしいけれど、ステージと近いのでMCのやりとりは大阪の方が面白かった。
 面白かったMCあれこれ。
 a)「Rockの心(Mikael Akerfeldt)、Metalの心(Martin Mendez)、Black Metalの心(Martin Axenrot)、Stoner Rockの心(Per Wiberg)、Pretty Boy Flyodの心(Fredrik Akesson)」と日本語で。オチがあるのが凄い。というか、Fredrik Akessonは完全にいじられキャラなのが分かる。
 b)「My name is Carmen Maki。性転換しました。」←最近私はCarmen Maki見に行ったけど凄く良かったぜ>Mikael、Flower Travellin' Band再結成Live、日比谷野音で今度あるので見に来て下さい。(^^;
 5.ステージが低いので(特にMartin Mendezは背も低い)最前以外の人は胸から上しか見えなかったのでは?
 6."To Rid The Disease"前にWhitesnakeの名作「Slide It in」からの曲やっていたけど、気づいた人いる??
 7.東京、名古屋に引き続き3回目だよと言って始まった"The Lotus Eater"のエンディングがスタジオ盤同様に最後のSEが入って"Bleak"に続くという展開。東京公演よりも若干まとまっていた演奏。(^^;
 8.新作から"Burden"も聴きたかったが、大阪ではアンコール時に客が"Burden"と言ったので、Mikael AkerfeldtのギターとMartin Mendezのベースで客にさわりだけ歌わせるサービス。やっぱり新作の他の曲は殆どリハしていないといった印象。(^^; 今度来た時はネ、何て言っていたけれど期待したいね。

 以上、"Demon of The Fall"のMikael囁き曲紹介にハマっているしぶの大阪レポートでした。


<購入簿>
Disk Heaven大阪にて
121.Darkspace / Dark Space II
→スイスのAmbient Black Metalの2nd再発盤。このスリップケース仕様は他の作品と区別・・・以下同文。
122.Uli Jon Roth / Under A Dark Sky (誤植入りの本当の初回盤(^^; )
123.Xasthur / Nocturnal Poisoning (US Cult独りBlack Metalの1st)