Pochakaite Malko Live at 沼袋Sanctuary 2008.9.15.

 Progressive Rock Festival、ワンマン・ライブ・バトル最終3日目、Pochakaite Malko行って参りました。私は前回Doppelganger発売記念Live以来だから本当に久しぶり。


 以下セットリスト。


<第1部>
約70分
1.五十肩 (Frozen Shoulder)
2.Ukraine
3.Funeral
4.立岩per. solo - 5th Element
5.壷井vln. solo - Living Magic (新曲)
6.It Came from ...
7.ハレルヤ (Hallelujah)
8.World of Pain(ラクリメ)


<第2部>
約60分
1.Acid Rain
2.Holy Mountain
3.Laya
4.Jam (without 桑原) - D.N.A.
5.Anna
6.Pluto

7.G-13


 上記セットリストを見て分かるとおりsoloやJamが目立つ。Pochakaite Malkoのワンマンだったらもう2〜3曲オリジナル曲があっても不思議ではない。(^^; というのも、この日は五十肩が治り、現在Metalに嵌ってMeshuggahぞっこんの桑原さんの左腕が攣ってしまったために、いつもと違ったLiveになってしまった。
 Pochakaite Malkoのサウンドに邪悪な重低音ベースが無いなんて考えられない。異変が起こったのはこの日久々に演奏された"5th Element"が終わったとき。筋肉が攣るというは医学的にもまだ謎らしいが、水分補給と適度な運動、無理な姿勢を続けず(楽器やっていると難しいか?)時々マッサージというのが私が知る限りでは一番だと思う。(腓返り歴30年の私(^^;)昨日の浪漫座別館の泉谷(ds.)さんも足攣っていたし。何かあるのかなぁ?(^^; これ以降、桑原さんは終始辛そうで時々まともに弾けない部分もあったりで本当に気の毒。次回はリベンジして欲しい。
 その他の感想。
 第1部は"五十肩 (Frozen Shoulder)"より。"Ukraine"まで荻野さんのプレイは若干硬さが見られたが3曲目以降はこなれてきて素晴らしいプレイ連発。
 桑原さんが治療している間、急遽壷井さんがvln. soloをやることになったが、美しくも激しいプレイがあまりにも素晴らしく、怪我の功名?というかハイライトだったような気がする。それに続く新曲"Living Magic"は立岩さん作曲らしいのだが、中盤は壷井さんのクラシカルでエレガントなvln.をフィーチャーした一瞬KBBを彷彿させるようなPochakaite Malkoにとっては異質な曲で新鮮だった。そのvln. soloの時のシンプルな荻野さんのバッキングも美味。立岩さんの音楽性の幅広さを垣間見ることが出来た。
 第1部最後は"ラクリメ"。これは久々にきいたなぁ。(^^)
 第2部も終始桑原さんは辛そうで。(;_;) "Laya"の後、またステージを引っ込む。その間3人によるJamを挟み自然な形で"D.N.A."へ繋がったがその時の壷井&立岩の鬼気迫るプレイは鳥肌ものだった。これが第2部のハイライト。
 桑原さんが辛そうなのでアンコールは無いと思っていたが"G-13"を演奏してくれた。彼らに感謝である。そしてこれ以上はプレイできないとのことで終了。
 桑原さんの調子の悪さを見て、この時のために"関節リウマチ"という曲があったのではないか?と思ってしまった。私、あの曲大好きなのですけれど。次回、万一再発してしまったときには"関節リウマチ"の演奏、お願いします!