Loud Park 09 Report Vol.1

shibuyak20032009-11-21

 勝手に記憶の限界に挑む過去のLive Reportコーナー?、今更Loud Park 09 Reportをまとめてみる。果たして最後まで書けるか不明のまま雑文を書く。(笑)

 最初に発表されたラインナップで期待度は高まったが、徐々に発表されるラインナップで萎えてきたのは事実。ハードコアな祭典と言うよりもこれは日本版Rocklahomaに近いのではないか?むしろ割り切って違うFes名にしちゃえば良いのにと思ってしまった。

 その他、メンバー脱退&解散(Steadlur)によるドタキャン、急遽ラインナップ変更(Ace Frehley→Loudness)などFes.にありがちのハプニングなどがあったものの、行かないで後悔するよりも行って後悔した方がまだ良いと思うスタンスで臨んだ。結局、結果オーライで充分楽しめたのであるが。行って良かったと思う。

 チケット料金は微妙に値上がりしていたような気がするが、オヤジなので迷わず2日間指定席にした。(笑)

 行動予定は下記を検討した。
Loud Park初日
10:00〜11:40 休憩&散策
11:40〜12:20 Steel Panther
12:25〜13:10 Outrage
13:15〜14:05 Firebird
14:10〜15:00 Loudness
15:05〜16:05 Dokken
16:05〜16:20 途中からLed Zepagain
16:20〜16:50 休憩&散策
16:50〜17:50 Lynch Mob
17:50〜18:50 休憩&散策
18:50〜20:00 Megadeth
20:20〜22:00 Judas Priest

Loud Park最終日
10:00〜11:35 休憩&散策
11:35〜12:05 H.E.A.T
12:00〜14:15 休憩&散策
14:15〜14:55 Royal Hunt
14:55〜15:30 途中からNapalm Death
15:35〜16:30 Gotthard
16:30〜17:30 Fair Warning
17:30〜18:15 途中からAnvil
18:15〜18:55 休憩&散策
18:55〜20:00 Rob Zombie
20:20〜22:00 Slayer

 結局下記となった。(まぁ、こんなもんでしょう)
Loud Park初日
10:00〜11:40 休憩&散策
11:40〜12:20 Steel Panther
12:25〜13:10 Outrage
13:15〜14:05 Firebird
14:10〜15:00 Loudness
15:05〜16:05 Dokken
〜16:20 Led Zepagain(最後1曲だけ)
16:20〜18:50 休憩&散策&Firebirdサイン会&Anvilサイン会
18:50〜20:00 Megadeth
20:20〜22:00 Judas Priest

Loud Park最終日
10:00〜11:35 休憩&散策
11:35〜12:05 H.E.A.T
12:00〜14:15 休憩&散策&H.E.A.Tサイン会
14:15〜14:55 Royal Hunt
14:55〜15:35 休憩&散策
15:35〜16:30 Gotthard途中まで
16:30〜17:30 Fair Warning
17:30〜18:55 休憩&散策&Dave Lombardo (Slayer)サイン会
18:55〜20:00 Rob Zombie
20:20〜22:00 Slayer

 充分堪能したと思うのだが、Led Zepagainをもっと見たかったのと、Napalm Deathを見られなかった事、Anvilのサイン会に参加しておきながらAnvilを見られなかった事(爆)などが悔やまれる。ここで密かに書いておくとNapalm Death所属のToy's Factory、プロモーションに全くやる気が無い事が分かった。所属のアーティスト可哀想。さっさと抜けるのが正解だと思う。吉本に移籍したら?(^^;

 トリレベルのアーティストは別として私が個人的に期待していたのは'00のSpiritual Beggarsとのカップリングで来日した以来のFirebird。その時のLiveも素晴らしかったが、前年のLoud ParkでのCarcassサイン会でBillに次はFirebirdで来て下さいと言ったのが通じたのか?(←勝手に思い込みモード)嬉しい再来日。
 公式発表はなかったので書けなかったが、下記の事情があっていろんな意味で注目度が更に高まった。10月の初め、いつものように地元のCD屋に行ったらChurch of MiseryのTom Suttonがいたので、やぁやぁと挨拶。一通り最近のHM/Doomな話題について話した後。
 T : 「そう言えば、Loud Parkに行くの?」
 S : 「当然でしょう。個人的にはFirebirdが一番の楽しみかなぁ。Tomは行くの?」
 T : 「ちょっと大変なことになってね、Firebirdのベーシストが脱退したんだよ。」
 S : 「えぇ〜!それはびっくり。もう日にちもないし、一体どうするんだろう?」
 T : 「ベーシストね、実はヘルプでオレ。(^^; コレ、今はまだオフレコだよ。」
 S : 「ぎょぇ〜!それは更にびっくり。(世の中狭い(^^;) それじゃぁ、あなたはLoud Parkへ行くのは当然だね(笑)。ギタリストなのに本当?」
 T : 「本当 (笑)。1回スタイルの異なるベースというのに興味があったんだ。」
 S : 「大丈夫?Firebirdっていったら3ピースでしかも、ベースがサウンドの要になる場面が多いじゃない?」
 T : 「今、一生懸命耳コピしている。でも感触はいいよ。」
 S : 「今からヨーロッパに行ってリハしても大変だろうしね。本番前のリハはどうするの?」
 T : 「1回だけ。」
 S : 「健闘を祈る!」
 実はLoud Park直前でこんなやりとりがあった。(^^;
 聞くところによるとBill SteerとはChurch of MiseryがヨーロッパのFes.で回っていたときに親しくなったそうだ。Billは人間的にもとても優れた人物で彼を信頼してくれていることにとても感謝していた。真面目なTomは期待に応えるように一生懸命努力していた。素晴らしい事ではないか。Napalm Death/Carcassを渡り歩いた憧れのBill Steerと同じステージに立てるチャンスは滅多にないので、とても喜んでいた。勿論私は後ろの方でしっかり見届けさせて貰うと(^^; エールを送った。その後のFirebirdのFesでのLiveでもTom Suttonが同行したみたいだし、Church of Miseryではギタリスト募集中だし、彼、脱退したのかも知れないなぁ。今度会ったら(会えるか分からないけれど(^^;)聞いてみようかなぁ。
 で、蛇足だが私が何よりも驚いたのはCDプレーヤーを持っていない?Bill Steerがe-mailアドレスを持っていたことかも。(笑)

 Loud Park初日、頑張って早起きして家を出る。開場後にグッズ販売に並んでいたら、肝心のLive見られない可能性があるから。タイミング合えば1時間弱で会場に到着できるが、とにかく寒かった。(^^; 8:00頃会場到着。私はLoud Parkの公認Tとパンフ、そしてFirebirdのTシャツのみ。私の前の人は約¥60,000散財していた。(゚゚;) パンフは微妙に値上げしていた。ロゴリュックって小さいサイズなのね。私はノートPCが収納できるようなものだと勘違いしていた。道理でそれに比べて安かったはずだ。(^^; 勇気が必要なT-ShirtはSteel Panther。女性が普通に着ていたけれどこの日限定のような気がする。(^^; あと、買った人がいたかは不明だが、絆創膏(大1枚¥100/小1枚¥20)というのもあったらしい。(笑) しかし世の中不況なのか過去のLoud Parkに比べて人の並びは少なかったように思う。

 音響は幕張メッセというだけでNGなのは最初から分かっていたが、Loud Parkと言うだけあって、Ultimate StageとBig Rock Stageは特に音が異様にデカい。むしろ離れた場所にあるSanctuary Stageの方が聴きやすかったりする。
 Fes.全般的な音はVo.が割れ気味キンキンでギター音量が大きく、ds.は引っ込み気味。全ての楽器の音量が大きい&テンポが速いほどモコモコ、楽器がシンプルでゆったりリズムだとしっかりと聞こえる典型的な大会場での大音量仕様。(笑)


1.Eyes of A Panther
2.Asian Hooker
3.Fat Girl
4.Community Property
5.Guitar Solo ("Korsakov - Flight of The Bumble Bee", "Deep Purple - Smoke on The Water", "Scorpions - Rock You Like A Hurricane", "Judas Priest - Breaking The Law", "Iron Maiden - The Trooper", "Yngwie Malmsteenでしょう、多分(^^; ", Metallica - Battery", "Guns 'n' Roses - Sweet Child o' Mine", "Black Sabbath - Iron Man", "The Sound of Music - Do-Re-Mi", etc.)
6.Party All Day
7.Death To All But Metal

音響:B 演奏:A 歌:B 総合:A

 Michael Starr (vo)は狙っている歌唱法はDave Lee Rothだが、風貌はVince Neil、油断したら太る感じもVince Neilだ。しょっぱなの"Eyes of A Panther"のエンディングからして、これでもか!という感じでしつこい。(笑)
 "Fat Girl"は'80sバブリーな匂いがプンプンする時期のWhitesnakeの"Here I Go Again (再録Ver.)"系パワー・バラード。演奏&歌良しで自然に引き込まれていく。
 40分弱のステージだというのに、たっぷりとギター・ソロがあるというのが彼ららしい。しかもSatchel自らバスドラ踏みながらのソロ。カヴァー曲を圧倒的バカ・テクで聴かせる。流石、下積みが長いThudのRuss Parishである。(笑)
 まんまBon Joviの"Livin' On A Prayer"の"Party All Day"でニヤニヤ、ズラなのにLexxi Foxxxが演奏合間に手鏡持ってヘア・スプレーでカツラ髪固めているし。電車に乗って怖い顔して化粧している女どもに見せてやりたいパフォーマンスだ。(^^;



1.(SE : Led Zeppelin - Immigrant Song) - Megalomania
2.You Suck
3.Under Control of Law
4.Death Trap
5.Rise (新曲)
6.Fangs
7.My Final Day
8.Madness

音響:D 演奏:C 歌:C 総合:C

 Outrageを見るのはデビューEPリリース時の地方ドサ周りしていた頃以来。チケットを調査したところ1988/5/31となっていた。と言うわけで21年ぶりに見る。(爆)
 従って橋本直樹脱退〜復帰という紆余曲折を知らないまま過ごしていた。残念ながら音が大きすぎて、全ての楽器がMaxボリュームになった結果、不明瞭バコバコ/モコモコ・サウンドになってしまっていた。vo.のマイクからして音量高すぎて音割れているし。(^^; 音楽的指向は硬質なThrash Metalで好きなのだが、会場の大きさと合っていないサウンドMetallicaが会場が大きくなるにつれてゆったりとグルーヴィなサウンドになっていったのは何となく分かるなぁと思ってしまった。"Under Control of Law"がきけたのは嬉しかった。健闘していたけれど小さなハコでききたい音だ。

 う〜ん、Loud Parkレポ、長過ぎ。(笑) 流石に疲れた。次回続くか全く不明。(^^;