Y&T Live at Club Citta’ 2008.6.22.

shibuyak20032008-06-23

 本格派アメリカンHRの至宝、Y&T日本最終公演、行って参りました。
 前回'03のDave MenikettiのSolo Liveの時は高熱の中、最悪状態で強行されたので本人もさぞかし悔しかったに違いないが、今回の来日でリベンジを果たしたと思う。本当に素晴らしく感動的なLiveでありました。ある意味、彼らの集大成的なLiveだったように思う。
 開演前のBGMは'80sのバブリーな時代のHM Songがかかりまくり。そのどれもが身体に染みついているためか、暫く聴いていなくても全曲憶えているものなのだね。(^^;
 オーディエンスの数は5〜6割位の入り?で、それ程多くなかったが熱心なファンが集ったので盛り上がり度も何も心配なし。
 オープニングが"Open Fire"。最高の幕開け。
 出だしの音質は最高部類。中盤以降はちょっと分離が鈍った印象だが、さして問題なし。スタッフとバンドの結晶、とてつもなく熱く、情熱的なLiveにノックアウト。
 Dave Manikettiは正にギター職人。今Hard Rock界でここまでほとばしるような情熱的なギターを奏でる人って見当たらないね。全曲鳥肌ものだが、特に"I'll Cry for You"とアンコール・ラストの"I Believe in You"のエンディング・ギターなんて最高すぎて涙ちょちょ切れモードだ。個人的には"Eyes of A Stranger"が嬉しかったな。もっと言えば"Don't Wanna Lose"なんかききたかったけれど、そんなこと言ったら際限なくなるし、歴史があるからそれは無理な要求だね。(^^;
 終わってみれば2時間半超えのLive。沢山の曲を演奏してくれた彼らに感謝である。
 あんなに走り回ってアクティヴだったので若々しいなぁと思っていたが、サイン会で間近で見ると、Mike Vanderhuleを除き皆顔が皺だらけで、やっぱり年齢を感じたり。(^^;
 一つ苦言を言うならばTシャツ販売だろうね。サイン会参加の特典というのに肝心のTシャツが2日目売り切れ。参加するために仕方なく通信販売予約したものの、送料として¥500もふんだくるという、完全にマーケット・リサーチのミスなのに客に負担させるという最低なサービス。最悪でも¥500割り引くぐらいの事は最低限のマナーだろう。大阪でそれやったら暴動起きるね。(^^; 前日売り切れたならば次の日まで用意するのがプロとしての仕事だと思うぞ。Brutal Truthを見習って欲しいわ、まったく。普通だったら絶対買わないね。
 前日はマイナスのエネルギーを思いっきり受けたLive、次の日はプラスのエネルギーを思いっきり受けたLive。終演後は身体が変な放心状態だった。(^^;

Set Lists : (約151分)
1.From The Moon (SE) - Open Fire
2.Black Tiger
3.Dirty Girl
4.Surrender
5.Don't be Afraid of The Dark
6.Meanstreak
7.I'll Keep on Believin'
8.Fly Away
9.Don't Stop Runnin'
10.Midnight in Tokyo
11.Winds of Change
12.Eyes of A Stranger
13.Hurricane
14.Pretty Prison (incl. Mike Vanderhule ds. solo)
15.Rescue Me
16.John Nymann g. solo - Summertime Girls
17.Knock You out
18.I'll Cry for You
19.Looks Like Trouble
20.Squeeze (feat. Phil Kennemore vo.)
21.Forever

22.Hang 'em High
23.I Believe in You